TPIをKPIより優先したFGO

2017年3月12日ゲーム

駒鳥です。

先日、FGOに関連した奈須先生とDW塩川さんのインタビューが出ていましたね!
リリース当初からプレイしている身としては激アツでした。

#第1部の重大なネタバレを多数含む記事なので注意です。
「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは

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KPIよりTPI

このインタビュー記事の中で初めて公開された考え方だそうですが、FGOの運営にあたり、TPIという指標、考え方があるそうです。
塩川さんが作った造語で、TYPE-MOON Performance Indicator(型月反応評価指数)の略なんだそうです。

さらに参照されている以下の記事を読むに、例えば聖召石の値下げのように、「TMファンが喜ぶだろうであろうことをする」というのもTPIのための施策なんだとか。

[CEDEC 2016]「Fate/Grand Orderを支える、“非常識”な企画術。」聴講レポート。FGOが“ソシャゲの常識”を全否定した理由とは?

そして、TPIを優先するため、「優先しないこと」も決まっているのですが、なんとこの中に「KPIなどデータに基づく意思決定」というのがあります。
これはなかなか驚きました。

データ分析に基づく施策って普通にどこも取り入れていると思うのですが、それを否定するかのような方針を立てていたということですね。
これはけっこうすごいと思います。

数値に基づいて、ビジネスとして施策を決めるのではなくて、とにかくUXの向上のための施策をたてていくのはなかなかできることでない気がします。

でもだからこそ、リアルタイムで体験できてとても楽しかったんだろうなあと思います。

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世界観やファンに徹底してコミットする

つまりTPIという考え方は、TYPE-MOONの世界観やファンに徹底してコミットする、ということなのかなと感じます。
要所要所でくすっとできるネタを出してきていたり、物語が後半に向かうにつれどんどんボリュームアップしたのもそういうことなのかなと。

結果として、FGOはビジネス的にも成功しているようですし、方針はきっと間違っていなかったんでしょう。
ただ目先のデータに従うのでない方針というのは、これからのメディアやソーシャルゲームなどでは、キーになってくるんだろうなーと思います。

(個人的にはぐだぐだイベントの復刻を待ち望みつつ)それでは。

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