駒鳥です。
先日、ハリオのコーヒースケール、ハリオ V60 ドリップスケール VST-2000Bをプレゼントしてもらいまして。
これを使って、ハンドドリップでコーヒーを淹れるようになったのですが、簡単に美味しいコーヒーを淹れられるので非常に楽しい。
そしてコーヒーが捗る!
このコーヒースケール(ドリップスケール、とも言いますね。)、何者なのかというと、
分量と抽出時間を同時に測ることができるスケール(秤)です。
コーヒースケールのことをちゃんと知ったのは、SUSONOのコーヒーイベントに参加した際に使い方を教えてもらった時です。
http://komadoribook.com/susono-coffee-workshop/
その後、コーヒーフェスティバルに遊びに行った際も、お店の人がコーヒー淹れる時に、コーヒースケール使っていることに気がついて、試してみたいなーと思っていました。その時に見かけたのも、ハリオのV60 ドリップスケール VST-2000B、つまり同じ型番のものです。
http://komadoribook.com/tokyo-coffee-fes-autumn/
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HARIO V60ドリップスケールVST-2000Bを使ってみた感想
この記事ではHARIOのV60ドリップスケールをベースに文章を書いていますが、基本的には他のメーカーさんの商品などでも同じことが言えるのだと思います。
実際にコーヒースケールを使って何杯かコーヒーを淹れてみて感じたのは以下のようなこと。
- 分量に迷う必要がない
- コーヒーの美味しさを素人でも簡単に引き出せる
- 何より楽しい
ドリップスケールを使ってコーヒーを淹れるメリット
少し大げさな表現ではありますが、ドリップスケールを使ってコーヒーを淹れることのメリットは、素人、初心者の方であっても、簡単に美味しいコーヒーを淹れることができる、上質なコーヒー豆の美味しさを簡単に引き出せること、だと思います。
ハンドドリップでコーヒーを淹れたことがある方ならわかると思うんですが、スケールなしでコーヒーを淹れると、お湯を入れすぎて薄くなってしまったり、逆に苦味が出すぎてしまうなーと感じることがあります。
これは僕自身も何度か経験しています。なかなか味が安定しない。
しかしコーヒースケールを使えば、コーヒー豆の量、お湯の量を調整しながら、抽出時間も簡単にコントロールできるので、誰でも簡単に美味しいコーヒーを、安定した味で淹れることができます。
お湯を入れすぎて味が薄くなってしまったり、抽出に時間をかけすぎて味が渋くなってしまうこともありません。
スケールなしでのコーヒー抽出には技術が必要
▲Googleトレンドで見る、「スペシャリティーコーヒー」の検索ボリュームの遷移。2010年頃から言葉が浸透し、検索ボリュームが安定してきたのがわかります。
冒頭でリンクを張っているSUSONOのコーヒースクールイベントで聞いたことなのですが、
少し前まで、コーヒーを淹れると言う作業は、技術を必要とする職人の技だったのだそうです。
コーヒー豆の品質も、今と比べると総じて悪く、その豆を使って美味しいコーヒーを淹れるには、それなりの技術と、研鑽が必要だったとか。
しかし、品質の高いコーヒーの流通が増え、スペシャリティーコーヒーという言葉も浸透しました。
そしてドリップスケールのようなツールの登場もあって、コーヒーを安定的に、おいしく淹れることに対するハードルが下がっているというわけです。
さらにネット上を探せば、どの分量で、どれくらいの時間をかけて抽出すればいいのか、という情報も手に入れやすくなっています。
言い換えれば、技術のない素人であっても、コーヒースケールを使うことで、美味しいコーヒーを淹れられるようになった、というわけです。
コーヒースケールを使うことで手軽に美味しいコーヒーが淹れられるのは、とても楽しいことだなあと感じています。
コーヒーを飲むのが好きなだけでなく、淹れるのも好き、という方や、抽出の工程を楽しみたい方に、抽出の時間をより楽しめるツールとしてオススメです。
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HARIO V60ドリップスケールを使ったコーヒーの淹れ方
さて、ここからは実際にHARIO V60ドリップスケールの使い方を説明していきます。
HARIO V60ドリップスケールの操作方法
以下が、HARIO V60ドリップスケールの上にコーヒーサーバーと、フィルターをセットしたところです。
左のボタンの長押しで電源のオン・オフができます。
また、短く押すことで重量をリセットできます。
コーヒー豆やフィルターまで用意できたら、スケールの上に一通りの器具を乗せ、一度このボタンを押して、重さをリセットしましょう。
こうすることで、注ぐお湯の量だけを計測できます。
左のボタンは、押すとタイマーがスタートします。これで時間が計測できます。
コーヒーお湯の分量について
さて、せっかくスケールを使って分量を計りながらコーヒーが淹れられるので、コーヒーとお湯の分量についても少し記載します。
コーヒー豆とお湯の適切な割合については、個人の好み、コーヒーを淹れるお店によって異なります。
が、おおよそ、コーヒー豆1に対して、お湯16~17.5くらいの割合がいい、とされているようです。
コーヒースプーンは10gが測れるものが多いので、それを使う場合はお湯が約170ml必要、ということになります。
僕は少し多めに淹れてしまいたいので、コーヒー豆13に、お湯220gくらいを目安にしています。
ペーパーフィルター用に豆を挽き、コーヒーフィルターにセットします。
事前に、コーヒーフィルターにペーパフィルターだけをセットした状態でお湯を流しておきましょう。
ペーパーフィルターは意外と紙の匂いがするので、こうしておくとコーヒーの香りをより楽しめます。
スケールを使ってコーヒーを淹れる際の時間配分
セットが完了したら、いよいよ抽出です。
HARIO V60ドリップフィルターの上に、コーヒーサーバー、ドリッパーをセットし、豆を入れます。
一度右のボタンを押して重さをセットしましょう。
左のタイマーのボタンを押したらスタートです。
経過時間を見ながらお湯を足していきます。
僕はおおよそ、以下のような時間配分でお湯を足しています。
- 0:00 〜 お湯を50ml入れて全体を濡らし、蒸らす。
- 0:30 〜 お湯を50ml注ぐ。これで合計100ml
- 0:50 〜 お湯を50ml注ぐ。これで合計150ml
- 1:10 〜 お湯を50ml注ぐ。これで合計200ml
- 1:30 〜 お湯を20ml注ぐ。これで合計220ml
- 2:30 〜 ドリッパーをサーバーから退けて、抽出終了。
なお、1番の蒸らす工程で、スプーンを使って混ぜたりしています。
豆全体が濡れた状態にすることで、ムラなく抽出するためです。
これで抽出は終わり。
美味しいコーヒーを楽しんでください。
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コーヒー抽出に使える、オススメのコーヒースケール
ここからは、美味しいコーヒーを淹れるために、オススメのコーヒースケールをご紹介します。
ハリオ V60 ドリップスケール VST-2000B
まずは、今回の記事でご紹介した「ハリオ V60 ドリップスケール VST-2000B」です。
シンプルなデザインで、比較的安価であるため、安心して購入できます。
acaia コーヒースケール Black Pearl A-004
洗練されたデザインと、スマホ用のアプリとの連動が魅力的なacaiaのコーヒースケールです。
アプリから分量や、お湯を注ぐ回数など、レシピの設定ができ、適量がわからない、という方にも安心です。
コーヒースケールを使って、素敵なコーヒータイムを楽しんでみてください。
それでは。
- 本場・イタリアのマエストロに監修された上質なコーヒーが楽しめます。
- 毎月2種類のコーヒー豆をご自宅にお届け!
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