駒鳥です。
うちの会社では不定期に、社外の方を講師として招き、講演を行っていただいています。
その内のある講演で、マイクロソフトの方が来られた際、とても印象的な言葉を教えてくださりました。
“Be lazy.”
直訳すると「怠惰であれ」ということですが。
これは、怠けようぜ、という意味ではなく、「力を入れるべきところ、手を抜くべきところを見極め、集中しよう」というニュアンスがこめられています。
プロセス全てを見直して無駄を省く
その方曰く。海外と比べて、日本人の仕事は、無駄なことに対してもストイックすぎるんだそうです。
必要以上に形式に拘ることが非常に多いのだとか。
・・・うーん、元SI系ベンダ出身の身としては、心当たりがありすぎるぞぅ。
というか、今、会社で取引先とのやり取りを見ても、無駄なことに労力を裂こうとする企業は多いなーと感じます。
たとえばドキュメント。
こことここの表記が微妙に異なる、Excelの罫線がおかしい、中身は実質同じことが書いてあるのに立ち位置が違うからそれぞれ別のドキュメントとしてまとめないとだめ、などなど。
そういうのは無駄な労力だと思います。だって、そこに力を割く時間があるのだったら、もっと中身にフォーカスした方が、良いものが生まれるし、時間も短くすみますよね。
この無駄な労力を減らすためには、まず何が無駄なのかを洗い出す必要がありそうです。
そして洗い出し作業は、おそらく部分的に見ても仕方がないと思います。
仕事のプロセスを頭からお尻まで、全員で徹底的に洗い出し、図に起こす。
そうすると、「あれ、これとこれかぶってるね」とか「こここんなにかけなくても良いのでは?」というアイデアが出てくると思います。
そういった、無駄をみんなで無くそう、という試みが日本でももっと行われるようになると良いですよね。
プレミアムフライデーだけど
そういえば、今日はプレミアムフライデーでしたね。
うちの会社はまあ、普通に仕事だったのですが。
仕事以外の時間を大切にしようという試みとして、まず枠を作ってしまうのは大変画期的かと思います。
ただ、これが形式的なものになってほしくないとも同時に思います。
金曜日を休むため、残業を減らすために今の仕事を必死にこなすのでなく、そもそも手を抜くべきところを見極めてしっかりと手を抜けるようにしたいですね。
それでは。
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