駒鳥です。
2019年が始まってまだ2週間も経っていませんが、今年はすでに、いくつかの話題がSNSを賑わしていますね。
特に、ZOZO前澤社長のお年玉企画と、NGT48山口真帆さんが男性に襲われた件で、その後の運営の対応について、いろんな人のツイートを見ました。
これらの話題に関連した詐欺・いたずらや、晒しあげ・炎上が多く見られます。
これについては見ていていい気はしません。
今回はこれらの話題について起きていることを整理しながら、SNSの使い方について思うことを書いていきたいと思います。
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ZOZO前澤社長の100万円お年玉RT企画とは何か
まずはZOZO社長、前澤さんのお年玉企画について。
発端は前澤社長がツイートした、こちらのツイート。
ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/7まで。当選者には僕から直接DMします! #月に行くならお年玉 pic.twitter.com/cKQfPPbOI3
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月5日
要点としては、
- 前澤社長のアカウントフォローと、リツイートをすることで参加
- 100名に100万円が当たる
- 当選者には前澤社長からDM(ダイレクトメッセージ)が届く
というところでしょうか。
実際に1/7日以降、前澤社長が当選者にDMを出していく様子が前澤社長ご本人と、当選者の方により実況されていました。
おはようございます。
当選者へのDM配信開始します!
100名に送り終えるのに数時間かかると思います。
楽しみにお待ちください!!
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月8日
100名の当選者さまにDMを送り終えました。皆さまの素敵な夢とRTに改めて心から感動と感謝です。あまりにも好評でしたので、いずれ第2弾もやりたいと思いますが、、、その前に #ZOZOからもお年玉 えっ!?えっ!?こちらもご覧ください!https://t.co/TS9b1eHF4S pic.twitter.com/7nMvGAj61t
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月8日
この企画については、いろんな意見が出ていますが、それについては割愛しようと思います。
前澤社長のお年玉RT企画はなぜ盛り上がったのか
前澤社長が行なった、「RTとフォローを条件にプレゼント」するという企画自体は、実は以前から存在していました。
僕も参加したことがあります。
例えばハーゲンダッツも、よく公式アカウントで同様の企画を行なっていますね。
\ミニカップ『和みあずき』発売/
【 @Haagen_Dazs_JP 】をフォロー&RTで抽選で100名様にミニカップ『 #和みあずき 』と交換できるギフト券2枚をプレゼント♪
11月13日 11:59まで✨#期間限定 #ハーゲンダッツhttps://t.co/WzpTp9DlR3 pic.twitter.com/1BaHtCqsuj— ハーゲンダッツ (@Haagen_Dazs_JP) 2018年10月31日
(なぜハーゲンダッツを例に挙げたかというと、何年か前に当選したことがあるからです笑)
ではどうしてこの企画が盛り上がったのかについてですが、僕が思うに、
- プレゼントの内容が圧倒的に高額であること
- タイミング的に前澤社長自身の話題性が非常に高まっていた
といった点が要因になっている様に思います。
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前澤社長に便乗した詐欺・いたずらについて
さて、前澤社長のお年玉企画自体は一旦終了しました。
が、その後この企画に便乗する形で、多くのフォロー&RTでプレゼント企画のツイートが流れてきました。
これらを大別すると大きく3種類あります。
- 前澤社長に便乗しているだけの、本物の企画
- RT稼ぎを楽しんでいるだけのいたずら、なりすまし
- 個人情報取得や詐欺が目的のもの
1つめは別に問題ないと思いますが、それに紛れた詐欺やいたずらなどが大量に拡散している、という問題があります。
前澤社長のサブアカウントを名乗るアカウントも登場し、大量のRTを稼いでいました。
(現在はアカウントが削除されている模様)
前澤社長、これは本当に社長のサブ垢なんですか、、、?? pic.twitter.com/PT3DWzP1pW
— MARINA (@MARINA_TIGGER) 2019年1月13日
また、RTを集めてから当選した旨のダイレクトメールを送信し、そこから個人情報の入力を促したり、手数料と称して入金を促す詐欺行為も確認されています。
こちらのブログで実際の事例がまとめられていました。
参考サイト:詐欺に注意!前澤社長のお年玉の件で騙されやすくなってませんか?
RT&フォローを条件としたプレゼント企画が以前からあったのと同じように、この手の詐欺・いたずらも、以前から存在していました。
ただ、今回前澤社長の企画が大いに盛り上がったこと、実際に合計1億円がプレゼントされた事実に後押しされ、これらの詐欺・いたずらが増加しています。
またそれに騙されてRT&フォローしてしまう人が増えている様に感じます。
ツイートアクティビティ公開。参考までに。 pic.twitter.com/b4hHl5NY76
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月12日
▲前澤社長のお年玉企画の反響。いやはや凄まじい。。
騙されないために何に注意すればいいのか
では、これらに騙されないために、何に気をつければ良いのでしょうか。
僕が考えるポイントは、以下の2点です。
- 企画の実行者が信頼に値する人・組織かを確認する
- 本物の企画だと確信できるものだけに参加する
前者について、例えばアカウントが本物であるかどうかを見分ける方法として、前澤社長も以下の様なツイートをされています。
偽 前澤友作からのDMにご注意ください。必ずプロフィール欄を見ていただきツイッターの認証マーク✅(色はブルーです)があるのを確認ください。名前の横にブルーの認証マークがついている前澤友作のみが本物の前澤友作です。
偽 前澤友作さん、多くの人の夢を壊すようなことはやめましょう。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月8日
前澤社長の様な著名人でない場合も、その人の過去ツイートやプロフィールを事前に参照し、信頼できそうかを確認しましょう。
そして、怪しいなと思ったツイートは無視するか、ツイッターに報告するのが有効です。
面白がってツイートするのは良くありません。
それを見た人がもしかしたら騙されるかもしれませんよ。
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NGT48山口真帆さんが襲われた事件の概要
もう一つSNSを賑わせているのは、NGT48のメンバー山口真帆さんが男性2人に襲われたという事件についてでしょうか。
新潟を拠点に活動するアイドルグループ・NGT48のメンバー、山口真帆(23)の新潟市内の自宅に、昨年12月に男性が無断で訪問し、暴行の疑いで逮捕されるトラブルがあったことが9日、分かった。
山口は9日、自身の公式ツイッターで「先月、公演が終わり帰宅時に男2人に襲われました。暴行罪で逮捕されましたがもう釈放されてしまいました」などと記述。NGTの他メンバーが男性の手引きをしたとも訴えた。当該ツイートはすでに削除されている。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/15848803/
僕は正直アイドル事情には全くもって疎いのですが、、
この事件が話題になっている理由は、
- 犯人が起訴されず保釈された点
- NGT48内に犯人を手引きしたメンバーがいると示唆されている点
- 運営側がこの件について告知を行わなかった点
参考リンク:NGT山口真帆 暴行被害5つの「なぜ」 騒動謝罪から一夜、広がる波紋(スポニチ)
1月14日時点でも、まだ不明な点が多く、ファンの皆さんは納得いっていない様子です。
犯人探しと、晒しあげ
この手の事件があると必ずSNSで盛り上がるのは、犯人探しと疑わしき人物の晒し上げです。
拡散に加担するつもりはないので具体的なツイートなどは載せません。
が、怪しいアカウントや人物を見つけては、その人の住所氏名年齢、学校や勤務先を晒し上げ、石を投げる人たちが必ず現れます。
さらには、これらの個人情報をサイトにまとめてPV稼ぎする様なまとめサイトも出てきています。
今回の事件でも、犯人探しと称した個人の晒し上げとバッシング、炎上が起きています。
本当に犯人なのかもわからない状態で、特定の個人やその家族を傷つけていく行為が、じわじわと行われている。
NGT48事件犯人探しと炎上に対する反応
ただ疑わしい、怪しいというだけで、特定の個人をバッシングする行為。
当然ながら、これはあってはいけません。
この炎上に対して、憂慮する声も上がっています。
NGT48の山口真帆さんの件で犯人探しが過激化している。「犯人はネットに書いてある!」と言葉の暴力で容赦なく叩く。ネットに氾濫する“情報”は拡散することで“真実”のように化けてしまう。なぜ同じ過ちを繰り返す。興味をそそる情報に食らいつく、ただし情報提供者には興味がない。ここが1番の問題。 https://t.co/X2aHXj7Bz9
— スマイリーキクチ (@smiley_kikuchi) 2019年1月10日
犯人として名前や顔写真をネットに晒す行為は、疑われた人物やその家族までも危険にさらすのと同じ意味を持つんだからね。もし襲われたら誰が責任を取りますか?「みんなもやってる」は一切通じない、それだけは覚えておいて。
— スマイリーキクチ (@smiley_kikuchi) 2019年1月12日
スマイリーキクチさんは、自身が事実無根の罪でバッシングされた経験のあるかたなので、やはり言及されていましたね。
いやあ、本当にその通りだなと思います。
先ほどの、偽プレゼント企画をRTしてしまうのとおんなじで、情報の正確性について一切確認を取らず、みんながやっているからという理由で人を攻撃する。
みんながみんなを監視して、勝手に傷つけていく循環が今のSNSにはあります。
正しく使って、健全なSNSになるといいなあ
これらの話題を見ていて思うのは、SNSがもっと正しく使われて、健全なものになるといいなあ、ということです。
たとえ悪気がなくとも詐欺に加担したり、人を傷つけてしまうことになる可能性があることを十分に意識して、正しい使い方をしたいですね。
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