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【デマ】トイレットペーパーが品薄とのデマが流れ、店頭から在庫が消える事態に発展【落ち着こう】

情報と暮らし

トイレットペーパーが売り切れた店頭の様子

駒鳥です。

コロナウィルスの影響で、マスク同様にトイレットペーパーをはじめとした紙製品が品薄になる、という非常に悪質なデマが流れました。
それにより、一部の人が店頭へ殺到し、一時的に店頭で品薄状態になっています。

このエントリーでは、このデマについての一部始終のまとめと、実際に店舗で品薄になっている状況を踏まえて、消費者である私たちがどのようにするのが良いのかをまとめます。

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トイレットペーパーの中国からの輸入がなくなり品薄になる、はデマ

マスクの品薄が叫ばれ、なかなか購入できない状況が続いてしばらくたちます。
こうした、不安がつのる状況で、トイレットペーパーをはじめとした紙製品が品薄になる、とのデマがTwitterで流れました

内容としては、

  • トイレットペーパーやティッシュペーパーがマスクの次に品薄になる
  • これらが中国で生産されなくなり、日本国内でも供給が減ると予想される
  • マスクの生産に紙が使われるため、トイレットペーパーの生産が少なくなる

という内容でした。

トイレットペーパーが品薄になる、はデマ

この情報は完全なデマです。

エラー - NHK

トイレットペーパーのメーカー各社で作る、日本家庭紙工業会の林廣文会長は、「SNS上には『マスクとトイレットペーパーが同じ原料で作られていて品切れになる』という情報が出ているが、トイレットペーパーとマスクの原料は全く異なり誤った情報だ。また、『日本で売られているもののほとんどが中国製で輸入できず品切れになる』という情報も出ているが、日本の市場に流通しているおよそ97%は国内産でこれも誤った情報だ」と指摘しています。

デマに対する日本家庭紙工業会がコメント

デマが出回り、拡散されている状況を受けて、日本家庭紙工業会がコメントを発表しました。

十分な在庫量があり、これまで通りに生産を行なっているため、全体として在庫不足になることはない、ということですね。

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トイレットペーパーの買溜めや、フリマアプリでの転売により店頭で品薄に

この情報がデマである、という話もそれなりに拡散され、広く認知されることとなりました。
しかし、その一方で、実際の店頭では、トイレットペーパーの買い溜めに人が殺到し、一時的に品薄となる状況になりました

2/29の時点では、トイレットペーパーに対して一番人が殺到している印象ですが、他にもいくつか紙製品が店頭から消えてしまっています。

  • トイレットペーパー
  • ティッシュペーパー
  • ウェットティッシュ
  • ナプキンなど生理用品

さらに、トイレットペーパーはメルカリでも高額で転売されるという悲しい状況に。

いったいなぜ、このような事態に発展してしまったのでしょうか。

なぜ多くの人が買い溜めをするために店頭に殺到したのか

今回のような事態に発展してしまった理由は2つあると考えています。

  1. マスクの品薄が続いている状況
  2. デマについての報道

まず背景として、マスクが実際に品薄で、何日も店頭で購入できないという状況が起きていることが挙げられます。

実際に私も困っています。長年花粉症に苦しめられていて、マスクを購入できないという状況は本当に致命的。。
実家から送って貰ったマスクでなんとかやりくりしている状況です。

あまりにもマスクの購入ができない状態が続いているため、品薄、というワードに多くの人が敏感になっていたと考えられます。

そして不幸にも、デマをめぐる報道が起爆剤になってしまった可能性がある、と考えられます。

元々の、トイレットペーパーが品薄になるというデマが拡散されたあと、それに続く形で日本家庭紙工業会がコメントを発表。
そうした流れが広くメディアで取り上げられ、報道されました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200228-00000027-mai-soci

この時点では、実際に店頭からトイレットペーパーが消えている状況は一部の地域で限定的に起きているのみでした。
しかし、こうした報道が出回ることで、逆に多くの人が、

「マスクのように店頭からトイレットペーパーが消えてしまうのではないか」

と感じたのではないでしょうか。
それが伝染するように(皮肉にも、それこそウィルスのように)買い溜めに走る人が全国に広がってしまいます。

これにより、2/28ごろには、東京都内でも一時的に店頭からトイレットペーパーが消える事態に発展しました。

「デマなのはわかるけど、マスクのように買えなくなってしまったら困る。だから買い溜めしておこう」
という心理が働いたのだと考えられます。

実際にトイレットペーパーを買いに行くと。。確かにお店に無い

このタイミングで、実は我が家もそろそろトイレットペーパーを使い切ってしまうということがわかりました。

デマに踊らされているようで非常に癪だな、、と思いつつ、背に腹はかえられません。

割とマジで、断腸の思いで、2/28の朝に近くの薬局へ。

途中のコンビニなどを覗くと、トイレットペーパーもティッシュペーパーもほとんどが売り切れている状況。

それらを横目に、開店に間に合うように歩いていると、近くを歩いている親子連れも「あと数分だよ急げ〜」と言いながら同じ方向に歩いているのを見ました。
もしかしたらあの人たちもトイレットペーパーを探し求めていたのかもしれません。

とあるスーパーマーケットでは、お店の前に10人ほどの列が。
店員さんが出てきて、

「トイレットペーパーやティッシュなどの紙製品についてですが、今お店に50個ほどしかありません。そのため、1家族1つのみ購入可能とさせていただきます。ティッシュを買ったらトイレットペーパーはダメです!」

とアナウンス。
購入の制限をかけているようでした。

その後、近くの薬局で無事購入することができました。
それも、開店と同時にお店に着いたため購入できた、という状況。
この薬局さんも、1家族1つのみ購入可能、と購入制限をつけていました。

薬局では開店と同時にトイレットペーパーが売り切れに
▲薬局では開店と同時にトイレットペーパーが売り切れに

・・・正直、この薬局と、近くのスーパーにも並べば買い溜めすることはできたと思うのですが、それはやめました。

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トイレットペーパーの品薄はいつ頃解消するのか

さて、トイレットペーパーの品薄はいつ頃解消するのか。
おそらく、それほど時間はかからないと考えられます。

数日で騒ぎが収まれば、そのタイミングで順次店頭にまた並び始めると思われます。

マスクの品薄とは状況が異なる

トイレットペーパーの品薄は、マスクの品薄とは状況が全く異なっています。

日本におけるマスク生産(国内生産・輸入)量の推移
▲日本におけるマスク生産(国内生産・輸入)量の推移

画像引用元:http://www.jhpia.or.jp/data/data7.html

この画像を見るとわかる様に、2018年の時点で、マスクの供給元は約8割が輸入によるものでした。

マスクの品薄は、中国などの国からマスクの輸入ができない状況になったことが大きな原因となっている。

一方トイレットペーパーは、先ほど記述した通り、97%が国内で生産されており、供給が止まることもありません。
そのため、マスクの様に品薄が長続きするとは考えにくい。

また、日本家庭紙工業会が発表している通り、現時点で工場在庫も潤沢であるため、一時的に店頭からなくなりはすれども、時間があけば店頭の在庫が復活すると考えられるでしょう。

トイレットペーパーを買い溜めするべきかどうか

とはいえトイレットペーパーの店頭在庫はなくなっている状況。
果たして買い溜めをするべきなのかどうか、と考える方もいるでしょう。

結論、買い溜めをするべきではありません。

これまで書いてきた通り、マスクの品薄とは状況が大きく異なります。
皆が買い溜めをするから、お店の在庫がなくなるのです。

買い溜めをしてはいけません。本当に必要な人に行き渡らなくなります。

元はと言えば、トイレットペーパーの品薄は100%完全なデマです。
そんなデマに踊らされて買い溜めをするのは、決して冷静な対応ではありません。

デマに踊らされて買い溜めや転売に走る人が多い状況はとても悲しく、情けないと感じます。

繰り返しますが、買い溜めはするべきではありません。
必要な分を買うのはもちろん良いですが、必要以上に購入すると、本当に必要な人に行き渡らなくなり、とても迷惑になってしまいます。

差し迫ってトイレットペーパーが本当に必要な人はどうすれば良いか

では、差し迫ってトイレットペーパーが必要だという人はどうすれば良いのでしょうか。

実際自分も、家のストックがなくなりかけている状況なので、なんとか手に入れざるを得ない状況でした。

しかし、やはりマスクとは違う状況です。
マスクはそもそも入荷未定で、生産が追いついていない状況ですがトイレットペーパーは違います。

毎日ではないにせよ、定期的に店頭に入荷されるでしょう。
朝、開店の時間にお店に行けば購入できる確率は十分高いです。

この時、不安だからといって必要以上に購入して買い溜めするのはやめましょう。
同じ様に必要な人に分けてあげるべきです。

とにかく、落ち着いて行動しよう

コロナウィルスはなかなか収束せず、不安な日々が続いています。
しかし、不安だからと冷静さを欠いてしまうと、新たな問題が産まれかねません。

今回のデマとそれを受けた動きも、決して冷静であったとは言えない、と思います。

必要以上の不安に煽られると、気力を使ってしまいます。
日々、落ち着いて生活したいものです。

それでは。

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