駒鳥です。
先日、SUSONOのイベントで、コーヒーの淹れ方を学ぶワークショップに参加してきました。
講師はオニバスコーヒーの板尾さん。
外部リンク:オニバスコーヒー
コーヒーの淹れ方を学ぶ中で、これまでに聞いたことのあるやり方から変わってきているな、と感じる点が多々ありました。
一杯のコーヒーをめぐる環境が、自分たちの知らないところで日々進歩してきていました。
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化学系に導きだされた分量と手順
今回のワークショップでは、参加者にテキストが配られました。
オニバスコーヒーさんの紹介から始まり、コーヒーを抽出するとはどういうことなのか、そして抽出の具体的な手順まで。
コーヒーを抽出すると起こる化学反応についての説明や、収率という言葉についても説明が。
コーヒーを淹れる、という動作を、化学的にどう最適化(=美味しく抽出)するか、という視点での説明が記載されています。
そして、導きだされた分量、豆と水の比率、抽出にかける時間の使い方についても、具体的な数字が導きだされています。
「化学の実験みたいだ」
というのが本当に素直な印象でした。
抽出の手順も、まず豆◯◯gに対して、お湯◯◯ccを注ぎ、◯◯秒待ち、さらにお湯を。。。
と、かなり具体的、かつ実験的!
いざ実践してみると、なかなか難しく戸惑ってしまいました。
これまでなんども家でハンドドリップでコーヒーを入れていたのに。
お湯も、抽出時間も目分量で入れていたこれまでとまったく違う!
▲計りとタイマーが同時についた、まさにコーヒー抽出用のアイテムを使いながら、教えられた手順で抽出に挑戦
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技術が進歩すると、手順も進歩する
抽出の手順を一通り説明していただいた後、いくつか質問があがりました。
例えば、コーヒーに最初のお湯を注いで蒸らす際に、スプーンでペーパーフィルター内を混ぜる手順を説明されタコとに対して、
「蒸らす、というのは聞いたことがあったが、混ぜるのは一般的?」
といった質問。
他にも、これまであまり良いと言われなかったような手順も紹介され、若干困惑したような方も。
これまでに聞いたことのある手順と比べて、今回聞いた新しい抽出の手順が新しくなっている。
その背景には、世界的にコーヒー豆の品質、流通などの制度が上がったこと、
化学的な理解も進んだ結果、最適な分量も広く知られ、実践されるようになった点があるとのことでした。
さらに、豆の種類や焙煎度合いによっても、細かく手順が変わりうる、という話もありました。
コーヒーの抽出、という1つの作業に対して、それを支える技術の進歩があり、さらにそれによって抽出手順も新しく、アップデートされる。
まさに日進月歩、というのがコーヒーの世界でも起きているのだな、と感じる1日でした。
それでは。
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