駒鳥です。
先日、SUSONOの1月のトークイベントに参加してきました。
SUSONO、1月のテーマは「住む」。
Casa BRUTUS編集長 松原亨さんと、佐々木俊尚さんのトークセッションです。
お二人のお話を聞いて、感じたことを少し残しておこうかな、と思います。
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足下の暮らしへのフォーカス
2000年よりCasa BRUTUSに携わっているという松原さん。
「まだなんだかんだで景気が良かった」という時代から、リーマンショック、そして2011年の震災を経て、人々のマインドが変わってきた、と感じられていたそうです。
特に震災以降は、「自分たちの足下の生活」にフォーカスがあたってきているのだとか。
▲松原さん(左)と佐々木さん(右)のトークセッションの様子。
そういったマインドの変化はCasa BRUTUSの表紙なんかにも表れているそうです。
毎年連載している住宅特集の表紙が、外観の写真から内観の写真へと移り変わったのも、その一つ。
考えてみれば、少し前から聴くようになった、丁寧な暮らし、という表現も、足下の生活を丁寧に、というニュアンスを含むように思います。
外観(見栄といってもいいかもしれない)よりも、実際にどう暮らしていくか、その暮らしが自分にとって心地よいものであるかどうかが、重要になってきている、と。
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自分にとって心地よいかどうか、がキーワードになっているかもしれない
外に見せるエクステリアより、中で接するインテリアへ視点が映っている。
その流れにおいて、この「心地よさ」、というのがこれからの暮らしにおいて重要なキーワードとなってきているように思います。
実際の暮らしそのものを、心地よく過ごすことができるかどうか。
一般に言われる「良い住宅」みたいな基準はあんまり重要じゃなくて、自分自身が心地よいと思えれば、それどいいじゃない、という考え方。
窓の小さい家。
暗い、静謐な質感を楽しむ。中の暮らし、自分にとって心地よい暮らしを楽しむっていうところに焦点があたってきている。#susonolife
— 駒鳥 (@5er1n) 2018年1月25日
今回は、「住む」というテーマでしたが、これって、衣食、あと働くというのを考えた場合でも、当然共通だよね、と思います。
暮らしは、自分のもの。
誰かに迎合したり、誇示したりするのではなく自分にとっての「心地よい」を集めて生活していきたい、と思ったトークセッションでした。
それでは。
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