駒鳥です。
先日、SUSONOのトークイベントに参加してきました。
今回参加したのは、「【トークイベント】藤田和芳(オイシックスドット大地・代表取締役会長)×佐々木 俊尚」です。
SUSONOの2月のテーマは「食べる」。
大地を守る会を立ち上げ、オイシックスも巻き込んで、日本の農業、食の現場で戦っている藤田さんのお話。
いくつか、印象的だったお話をあげていこうと思います。
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オーガニックという文化
日本では、個人と個人、生産者と消費者がつながるコミュニケーションが重視されたが故に、欧州のような「オーガニックを大規模に流通される」ことにはならなかった。
でもそれは、文化が育つということでもある。#susonolife— 駒鳥 (@5er1n) 2018年2月9日
日本と欧米の、オーガニックな食品・食物の流通の形態が異なっているという話題。
欧米ではオーガニック食品を大規模に扱うスーパーが少なくないそうです。
一方日本では、オーガニックと言えば、「生産者の顔が見える」食品であり、より丁寧で良いものというイメージがあるように思います。
欧米のような流通の方が良いとか悪いとかいう話ではなく、日本では、生産者と消費者が直に繋がっている感覚が強く、それ自体が一つの文化として成り立っている、ということなのだと思います。
この、「直に繋がっている = より丁寧で、良いもの」という考え方自体も、実は最初は違ったんだとか。
「産直」
今だと、いいものを少し高く、みたいな感覚だけど、昔は、間を抜くことで安くするっていうニュアンスがあった。感覚の逆転が起きてるのか…#susonolife
— 駒鳥 (@5er1n) 2018年2月9日
日本では、生産者と消費者が直に繋がることで、良いものを作り、届けるという形の文化が育っている。
最近ではオンラインの技術やメディアも、この文化形成に一役買っているんだろうなと思います。
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土地や季節に根ざした食事をしたい
もう一つ印象的だったのは、大地を守る会やオイシックスを実際に利用している佐々木さんのお話。
利用していると、同じ食材が、何回か続けてどっさりと届くことがあるんだとか。
それを、手を替え品を替え調理することになるんだけど、それって、農家の方からすると特別な感覚ではないんだそうです。
基本的には限られた種類の食物が大量に収穫できるので、それをどう使っていくかを考えることになる。
毎日違う食材が、日替わりで収穫できる訳でもない。
同じ食材が連続して届くことで、その土地で取れたものを食べる=その土地に根ざした食事をしていくことが擬似的に体験できる。
取れたものを料理して食べる、という感覚と同じことが、大地を守る会から届く野菜たちでも体験できるの面白い。
佐々木さん「パズル的な楽しみがある」#susonolife— 駒鳥 (@5er1n) 2018年2月9日
現代の日本では、いつでもある程度の種類の野菜を買うことができてしまうから、そのときに取れる旬のものを食べていく、という感覚がないな、と感じます。
(もちろん、ありがたいことです)
けれど、何も考えずに同じようなメニューをルーティンさせるよりも、日本という土地に根ざした食事がしてみたい。
季節の変化を、食を通してちゃんと感じてみたい。
そんなことを感じるトークイベントでした。
何より、ちゃんと旬のものを食べる方が、絶対に美味しいですしね。
シンプルな理由ですが、やっぱり美味しいもの食べたいです。
とにかく、一度自分でも試してみようとおもっています。
ひとまずオイシックスのお試しセットが初回は安いそうなのでそれを使ってみます。
その後大地を守る会の方からも購入してみたい。。
感想はまた後日!
それでは。
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