駒鳥です。
面白い記事を見つけました。
月60時間以上の残業は強いストレスと幸福度を上げる。衝撃の長時間労働メカニズム
月60時間以上の残業をすると、ストレスはあるのに幸福度が上がる、なんてそんなことがあるのか、というお話ですね。
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残業時間が多いと、幸福度は上昇する?
記事を一部引用します。
残業時間に応じて、「幸福度」は徐々に低下しますが、月60時間を超えると上昇することが明らかになりました。しかしその一方で、60時間以上残業している人のうち、強いストレスを感じている人の割合は残業しない人の1.6倍、重篤な病気・疾患がある人は1.9倍と、高い健康リスクにさらされていることが判明しました。
端的に言ってしまうと、60時間以上残業している人は、45〜60時間の残業をしている人と比べて幸福度は高いが、ストレスや病気・疾患のリスクも高くなっている、という不思議な話。
残業が増えると幸福度は下がるが、月60時間を超えると逆に上昇することが明らかに。一方でストレスと重篤な病気度は上がる。過度な長時間労働は主観的には幸福だが健康被害を招く。東大中原淳さんらの研究。/衝撃の長時間労働メカニズム https://t.co/GmcNeet8vB
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2018年2月25日
上昇値としては0.6%なので、誤差と言えばそうかもしれませんが、それまでの残業時間ごとの幸福度の推移からすると、「おや」と思うデータではありますよね。
残業が多いのは幸福ではなく、満足感?
そもそも、、みなさんこれイメージできるでしょうか。
残業時間が極端に増えると、幸福度は上がると言う話。
意外とこの記事に対して「わかるかも」という声があります。
これはすごいわかります。新卒の会社は22時に退社できればラッキーなブラックだけど幸福感はあった。次の会社は20時退社くらいで、仕事は楽しかったけど幸福感は低かった。
残業やめようと、仕事が残った時は翌朝早出してこなしてたけど「なんで君だけ早く帰るんだ」と言われて辞めることを意識した。— KOG880 (@kog880) 2018年2月25日
かくいう僕も実は同じで、これ、わかります。
あー。これは少しわかるかもしれない。
かつて、月60以上の残業をしていた時、しんどいのと同時に「自分は仕事を頑張っている」という妙な満足感のようなものがありましたね。
周りの人の中にも、同じような満足感覚えてそうな人もいた。今思えば、単に麻痺してるんですけどね。質も落ちてるし。 https://t.co/chEMnz7DV4
— 駒鳥 (@5er1n) 2018年2月26日
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長時間労働していて楽しい、と感じてしまうのは残業のし過ぎで麻痺しているだけかも
記事では「幸福感」と言う言葉が使われていますが、僕の場合は、どちらかというと「満足感」に近いものがありました。
前職では残業が月60時間を超えることは、そんなに珍しいことではありませんでした。
SIerで、自宅から遠い現場に常駐していたことがあるというのを考慮すると、拘束時間はさらに長かった。
確かに疲れていたし、しんどいとも思っていたけれど、その疲労感にどこか満足する自分がいたな、と今は思います。
そしてそれは珍しいことではなかったんじゃないかと思います。
例えば、僕がいた現場の元請けの大手SIerの方々。
大事なことが全く決まらない、やたらと参加人数の多いミーティングを繰り返していても、妙に満足げな人たちが印象的だったのを覚えています。
これ、今思うと単に、残業のし過ぎで麻痺しているんだと思います。
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ストレスによるリスクがあることをお忘れなく
本当に注目すべきは多分以下の部分。
しかしその一方で、60時間以上残業している人のうち、強いストレスを感じている人の割合は残業しない人の1.6倍、重篤な病気・疾患がある人は1.9倍と、高い健康リスクにさらされていることが判明しました。
残業したことで満足感を得ても、それは偽物で、リスクの方がよっぽど多い。
もし今、自分がそういう境遇にいると言うのであれば、そこから抜け出すためのアクションをとっていくことをお勧めします。
まずは転職系サービスに登録してしまうのが良いのだろうな、と思います。
一度アクションを起こせれば、意外とトントン拍子で進んだりします。
・・・もしかしたら、なんですが。
たまに、「転職したい」といいつつ、なかなかアクションに踏み切らない方をお見かけします。
そういう方って、現状が大変だとは思いつつも、ここで話題になっている満足感をどこか感じているのかもしれませんね。。
それでは。
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