駒鳥です。
YouTubeで、Googleがウェブマスター向けにQ&Aに答えてくれるSEO Snippetsというシリーズがスタートしました。
John Mueller氏が、一問一答の形式で質問に答えてくれています。
動画は2分前後で手軽に見れるからよいですね。
(12/25時点では、日本語字幕には対応していませんでしたが笑)
今回は、公開されている5つの質問について、内容をまとめていこうと思います。
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robots.txtのcrawl-delayの記述は、googlebotに無視される?
結論としては、無視されます。
何故かというと、Googleが定めた文法ではないからです、
googlebotは、サイトの速度やサーバーエラーなどのサーバーの振る舞いから、クローリングの頻度を決定しています。
負荷がかかってしまわないように注意しながら巡回してくれていると考えてよさそうです。
もし、クロールの頻度についてリクエストをしたい場合は、Search consoleからクローリング頻度についてのリクエストを送ることができます。
そちらを利用しましょう。
サブドメインとサブディレクトリはSEO的にはどっちが有利?
どちらでも問題ありません。
(最初だけ)googlebotの振る舞いが若干変わるそうですが、結果には影響しません。
サーバーの構成だったり運用のしやすさから、どちらを採用するか決めるのが良いでしょう。
ただ、サブドメインの場合は、それぞれSearch Consoleに設定する必要がある(設定できる)という点はあるので、こちら側でそれを解釈してもよいと思います。
個人的には、SEOを気にしてサイトのURLを決めるのではなく、ユーザーにとっての分かりやすさから選んだ方が良いと思います。
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複数のH1タグを1ページ内に置くことは問題ないのか?
問題ありません。
html5では、1つのページに複数のトピックがあり、それぞれh1を使う、ということも増えました。
ブログのトップページとか記事一覧ページでは、それぞれのエントリのタイトルにh1が使われており、一覧ページとしては複数のh1タグが指定されている、ということもありますね。
html5でもそうでなくとも、h1が複数登場することは問題ありません。
ただ、なんでもかんでもh1にしてしまうと、トピックが伝わりにくくなるとは思うので、好き勝手してよい、ということではないと思います。
Search Consoleにて、プロパティの所有権を取り戻すには?
この質問は、ログインできず、誰がオーナーになっているのかわからなくなってしまったときなど、ですかね。
結論はシンプルで、新しいアカウントで認証してしまえばいいよ、ということのようです。
一度認証してしまえば、見たい情報は全て見ることができます。
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一度受けたペナルティを修正したら、その後の順位に影響するのか
Googleではペナルティという言い方はしておらず、「手動による対策(manual actions)」と言われます。
「手動による対策」が行われると、Search Consoleにそれを通知するメッセージが飛んでいるはずなので、確認しましょう。
修正したら、サイトの再審査をリクエストしてください。
Google側で確認されれば、「手動による対策」は解除されます。
その後、サイトは適切な順位に落ち着きます。
検索エンジンのアルゴリズムとしては悪影響が残ったりはしません。
ただし、「手動による対策」がGoogleに実施される前の状態と、修正後の状態では、サイトにも当然変化があるはずですし、他サイトが変更を加えている可能性はあるので、まったく同じ位置に戻ってくるということはあまりないようです。
また次回以降の更新もまとめるかもしれません。
よければYouTubeで元の動画も見てみてくださいね。
それでは。
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