駒鳥です。
最近、自分が好きな物語の傾向が見えてきました。
見えてきたというか、言語化できるようになった、というのが正しいかもしれませんが、ともかく。
一つとして、小説でも映画でもゲームでも、世界観がしっかり作り込まれているものがすきなのだな、と感じます。
土台がしっかりしていると、完成系もしっかりする
世界観がしっかりしているというのは、物語の土台がしっかりしている、ということだと思います。
現実での物理法則のように、ある意味で起こることが決まりきっているというか。
決まりきっているからこそ、その上で展開される物語が説得力があるように感じられて、より入り込める。
この状況だったらこのキャラクターはこうするよね、というのが納得できる。
たまに、土台がしっかりしていない物語に遭遇することもあります。
「結局なんであんなことになったんだ?」「あのキャラクターの行動なんかおかしくない?」
と疑問に思ってしまうと、その瞬間に少し引いてしまって、楽しさが半減してしまうように感じます。
納得感、というのが、物語に入り込むためには必要不可欠だと思っています。
そして同時に、余韻に浸るためにもこの納得感が必要なんでしょうね。
以前ララランドの感想を書きましたが、このときにも強い納得感を感じていました。
ミュージカルと、親近感のある現実が解け合った世界観。
その上で展開されるストーリーに強く共感をしたのです。
物語以外でも
世界観、と言う考え方は、物語以外でもとても大切だと思います。
例えばブランド、例えばwebメディア。
世界観、哲学があるからこそ内容に一貫性が出るし、それに共感する人が集まってくる。
なんでもかんでも取り込みすぎると、逆に形がよくわからなくなって、ファンがつかない。
下地にある考え方、世界観はつい忘れてしまいがちですが、仕事をするにあたっても、時たま振り返った方が良さそうです。
それでは。
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