駒鳥です。
SUSONO6月のトークイベント、佐々木俊尚さんと、亀田誠治さんのトークイベントに参加してきました。
そう、あの亀田誠治さんです。
元東京事変のベーシスト、椎名林檎さんをはじめ、数多くのアーティストをプロデュースされている方です。
亀田さんの幼少期の頃のお話から始まり、今の時代の音楽ってどうなの?というトークが繰り広げられました。
いくつか印象に残ったお話の紹介と、「聴く」こと、音楽について少し考えました。
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ストリーミングが変える音楽業界
今、CDの売り上げ枚数が落ちてきていて、音楽そのものが多様化している。
そんな時代に、僕たちはどうやって新しい音楽に出会うのか。
亀田さんは、ストリーミングこそが、道を切り開いてくれるのでは、とおっしゃっていました。
今、どうやって音楽と出会うのか。音楽の導線をどう作るのか。
亀田さん「ストリーミングが切り開いてくれるのでは。欧米では、売上がCDなど追い越して、業界ではV字回復してきている」#susonolife
— 駒鳥 (@5er1n) 2018年6月30日
会場でも、年に1〜2枚くらいしか買わないと言う方が圧倒的に多数派でした。
そんななか日本でも伸びてきているストリーミングサービス。
お金を払ってストリーミングサービスを利用するということは、金銭的な面でアーティストの助けになるのだそうです。
日本でも、ストリーミングサービスが、これから業界を変えていくのではないか、とのこと。
亀田さん「ストリーミングは、音楽の裾野が広がる。まさに裾野。
音楽に出会うきっかけを与えてくれる」#susonolife— 駒鳥 (@5er1n) 2018年6月30日
ミリオンが無い=みんながこれを聞いているという音楽が無い。
そんな時代に、ストリーミングが思わぬきっかけ、思わぬ出会いを与えてくれることってありますよね。
▲佐々木俊尚さんと亀田誠治さんのトークセッションの様子
生活に溶け込む音楽を作りたい
ストリーミングサービスでは、「朝に聞くプレイリスト」「雨の日のプレイリスト」など、シーンに合わせたプレイリストを聞くことができます。
こうしたシーンに合わせて流れる音楽は、生活に溶け込んだ音楽、と言える。
カフェに行けば音楽が流れていて、そこに出会いがあるように。
そうした「生活に溶け込んだ音楽」をもっと増やしたいと亀田さんがおっしゃっていたのが印象的でした。
亀田さん「生活に溶け込む音楽が、まだ日本には足りない。
生活に溶け込む音楽を作りたい。
孤聴化、イヤホンで聞くようになって、みんなで聞くことがあんまりなくなっている」#susonolife
— 駒鳥 (@5er1n) 2018年6月30日
自然と流れていて、みんなで聴き、ふとした時に「あ、これいいな」と思う。
そういう体験って、確かあんまり無いなあ。
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日常の音楽と、非日常の音楽
ここからは、僕の勝手なイメージの話。
音楽って、大きく2種類、「日常の音楽」と「非日常の音楽」があるんじゃないか、と思っています。
「日常の音楽」は、生活に溶け込んでいる音楽。
例えば街中、デジタルサイネージだったり、カフェで流れている音楽と、いつも聞いている音楽。
ストリーミングで流れてくる、シーンに合わせた音楽。
「非日常の音楽」は、行動を伴って聞きにいくような音楽。
例えばフェスやコンサートで聴く音楽。もしくは特別なときにしか耳にしないような音楽。
(もちろん、コンサートに日常的に行くという方には、これが非日常の音楽とはならないのでしょうけれど)
どちらが良いとか悪いとか、ではないんですが、人によってこの線引きって結構しっかり為されているんじゃないかなー。
ストリーミングサービスの普及は、「日常の音楽」の幅、裾野を広げてくれるのだろうな、と感じます。
最後に。「ARTESSIMO Ⅱ」出演します。
せっかく音楽について書いたので、これを機に宣伝させてください、
所属しているマンドリンオーケストラのARTE MANDOLINISTICA。
9月に行われる講演「ARTESSIMO Ⅱ」に出演することにしました。
2018/9/8、第一生命ホールにて18時開演です。
こういうコンサートは、おそらく多くの人にとって「非日常の音楽」だとは思いますが、「こういう音楽もあるんだ」というあたらしい出会いになると良いな、と思って頑張ります。
ご興味ある方は、駒鳥までご連絡ください。
それでは。
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