駒鳥です。
アメリカでの実験ですが、こんな記事があったので紹介しようと思います。
フェイスブックやツイッターで流れてきたニュースの信頼度は、出典元ではなく、誰がそれをシェアしたかで変わることが判明
仲介者によって情報の伝わり方が変わる
ありそうでなかったとってもおもしろい実験だと思います。
ニュースの内容自体は同じなのに、誰がシェアしているか、などのソーシャル的な要素で、そのニュースに対する信頼度が変わってくる、というものです。
思えば確かにそうだ、という人は多いのではないかと思います。
自分がすきな芸能人が「これは良い」と言っている商品が気になったり。
自分が信頼している人の発言が無条件に良いと思えたり。
人間ですし、当然そうなると思います。
全てを自分一人で調べ上げて、自分で考察して結論を得る、というのは当然、普通はできないわけなので。
だからこそ、自分が信頼できる人、好きな人の発言に影響されるのは自然なことに思えます。
「仲介人」がニュースや記事に対してどういう態度を取っているか、も同様に、自分たちの意識に反映されていると思います。
「この記事おかしいよ」と言っていれば、確かに記事がおかしいように感じられたりします。逆もしかり。
誰が伝えているのか、誰が書いているかが無意識に注目されているのでは
つまり、誰がどう伝えているのかが無意識のうちに、自分自身の認識に強く影響しているということだと思います。
そしてそれこそがキュレーションの本質なんだ、と言われています。
これこそがもともと私が言ってたキュレーションという概念の本質なんですけどね。/フェイスブックやツイッターで流れてきたニュースの信頼度は、出典元ではなく、誰がそれをシェアしたかで変わることが判明 https://t.co/5B21OEGqHP
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2017年3月25日
この話は仲介人だけじゃなくて、情報発信元のメディアも注意した方が良い話だと思います。
つまり、どのメディアの記事か以上に、誰が書いた記事かを無意識に判断されているということではないかと。
複数のメディアにまたがっていたとしても、「あの人が書いた記事だから気になる」と無意識に思っている人は多いのではないでしょうか。
自分なんかは逆に、誰が書いたのかわからない均一な記事はあんまり面白くないな・・・とも思っています。
noteのようなサービスがこの流れを後押ししているようにも思えます。
こういった、記事を書いた個人がもっと前面に出てくる、という流れは今後も加速するんじゃないかなー。
#自分もまだあまり上手にかけてないのですが、もっと個性のある文章かけるようになりたいなーと思っておりますまる。。。
それでは。
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