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自分本位な「善意の押し売り」は、迷惑

駒鳥です

幡野広志さんという方がいらっしゃいます。

ガンになって、余命が決して長くないのだそうです。

参考:ガンになって気づくこと。

これらの状況をオープンにして、twitterで質問箱を設けて、日々届いた質問、相談その他もろもろに回答をされています。

その中で、少し気になる流れがありました。

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善意の押し売り

幡野さんのもとには、このツイートの時点で200回ほど、こういった言葉、紹介が届いているのだそうです。

こういった紹介って、何割かは純粋な善意から送っているだと思います。
(逆に、何割かは悪意であろうと思います)

でもその「善意」が、相手をどれだけ気づつけることになるのかは、なかなか考慮されないものです。
善意の押し売り、と言える状態がおこってしまっている。

いくら善意が元だとしても、それが相手を傷つけているのであれば、結果的には悪意と大差ありません。
むしろ、善意だからこそたちが悪い。

悪意であれば切り捨てるのは比較的たやすい。

けれど善意を切るのは本当に難しい。
それが、親しい人からの善意であったのならなおさら。

善意の押し売りは、相手にとっては、大きな負担となり得る。

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自分のための善意

こうした善意って、相手のためのように見えるけど全然違くて、結局は自分のための、自分本位な善意なんじゃないかと思います。

「意に沿わないと怒る」っていうのは、「あなたのことを思って紹介してあげているのに、なぜ理解できないのか」っていうパターンでしょう。
これは「あなたのことを思って」いるのではなくて、おすすめしてあげている自分のための怒りですよね。

相手のことが見えていない、自分のための善意は、相手を深く傷つけることになります。

参考:がん患者が「科学的根拠のない治療」にすがる理由 死への不安とどう共に向き合うか

何気ない、無意識的な善意で相手を傷つけてしまうことがないように、気をつけましょう。
これは本当に気を付けていないと、誰でもやってしまうことだと思います。

そうなりそうなときに、あるいは、そうなってしまっても後から気づけるように、「自分本位に善意を押しつけることは、相手にとって迷惑なんだ」ということを、理解しておきましょう。
僕自身も、気をつけないと。

それでは。

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