駒鳥です。
先日話題になった動画があります。
まずはこれを、最後まで見てみてください
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「今日、部下が会社を辞める」
この動画、よくできてるなあ、と思います。
前半部分は「良い話」として映像が流れているものの、よくよく部下側の立場に立ってみると、どれもきついと感じるようなシーンばかりです。
「帰りましょうよ」と酔った上司を諌めているシーンは、、思わず「うわあ」と声が出そうでした。
後半、ついに動画の趣旨が分かり、主題が提示されています。
- 中小企業の73.7%が人手不足を感じている
- 人手不足を残業などの業務過多で解決する中小企業が60.7%
- 中小企業の新入社員の52.4%が3年以内に離職
動画の主張としては、
ITツールを導入することで業務を効率化しようというものです。
動画への感想としては、この部分以外にもいろんな意見が出ていて興味深いです。
「今日、部下が会社を辞める」ワークライフバランス崩壊中小企業を渡り歩いた僕は後半グッと来ます。立つ鳥跡を濁さずなんてクソ。怒鳴って辞めたかった。せめて今僕が若い人の為できるのは社畜にならず新しい物を受け入れ渡っていく範を示す事。 https://t.co/FnvMfSf7Vx
— TOMO Ton(豚)toinette (@BelleneigeTOMO) 2018年10月9日
最後まで見てほしい。経営者やマネージャーはドキッとすると思う笑。上司が、部下を他のメンバーの前で叱ったり、遅くまで飲みに付き合わせたりして、しかもそれを教育だと思っている。だから部下が反発してもピンとこない。上司の呆気にとられた表情がリアル。常に内省し続けないと駄目ですね。 https://t.co/usnWB2qEzS
— 飯田 悠司(YUJI IIDA) (@yuji_iida_719) 2018年10月9日
何が問題なのか見る人の立場によって変わる。
人は立ち位置によって考え方が変わると思ってる。
若手の立場、上司の立場。社長の立場。 https://t.co/BlUZlc2bZX— きりしょー@城ドラ/ドラクエ10 (@kirikiri_mild) 2018年10月9日
色々視点はありますが、自分がエンジニアでもあるので、一番の主張である「ITで業務効率化を」と言うところについて少し考えてみます、
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ITで業務効率化を成功させる為には
Youtubeで見ると動画のコメント欄にリンクが貼られていました。
外部リンク:「生産性向上」特設サイト | 中小機構
中を覗くと想像以上にしっかりしている印象。
POSや販売管理など、業務に踏み込んだツールから、社内コミュニケーションツールまで、事例付きで紹介されています。
これらのツールやシステムがカバーしている範囲は広く、実際に導入することで業務改善可能な例は少なくないと思います。
しかし、単に導入さえすれば良いと言うものでもないよなあ、、と思います。
こういうのがうまくいくにはいくつか条件があります。
- 経営層が導入の意義を理解している
- 導入による成功事例を社内で作れる
- 社内でそのITツールについて共有ができる
- ITツールがちゃんと課題を解決してくれる
効率化や業務改善をITで実現しようとする場合、費用対効果が見えづらいパターンは往々にしてあります。
社内コミュニケーションツールはその1例かもしれません。
ツールの意義を経営層が理解した上で導入し、社内でもその利用を推進できることが重要です。
ITを使った業務の効率化、生産性の向上を中途半端に終わらせない為には、それなりに覚悟を持って導入を進める必要があると思います。
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技術で課題を解決する
さて、上記の条件の最後に挙げましたが、我々エンジニアが考えないと行けないのは、
自分たちが提供するサービス、ツールは課題解決になっているか
という点ですね。
技術は、それ自体を誇る為にあるわけではなく、何かしらの課題解決の為に存在するものだ、と考えます。
業務改善、効率化というのもその一つだし、そうでないWEBサービスや、エンタメ、暮らしを豊かにしてくれるものもそう。
それこそがエンジニアの面白い部分でもあり、難しい部分でもあると思います。
それでは。
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